検索
「お母さんはカラスじゃない!」
- ツナグバkurobe
- 2017年5月10日
- 読了時間: 2分

GWをはさんで少々ごぶさたになりました。
本日は動物の入った古いフレーズを2つほど。
昨夜、妻があっというまに入浴から出てきたので
「お母さんはカラスの行水やなぁ」と娘に話しました。
【烏(からす)の行水=カラスのように入浴時間がとても短いことのたとえ】
すると「お母さんはカラスじゃない!」と急に娘におこられました。(ちなみに娘3才)
ことわざを理解させるには、もう少し時間がかかるかなぁと思いつつも、次は爪を切ってほしいというので、「鷹(たか)の爪、鷹の爪・・・」とつぶやきながら切ってやると「たかの爪じゃない!わたしの爪!」とまたもや激怒。
夜爪を切る→世を詰める=“早死にする”や“親の死に目に会えない”などの古くの言い伝えから、夜に爪を切るのはよくないとされているらしいのですが(なんとなく使っていたのですが、改めて調べてみました)『自分の爪じゃないですよぉ、鷹の爪ですよぉ』といってそれを断ち切る呪文がこの言葉。
噛み砕いて今回は「これからもずっとたくさん遊べるおまじない」と子どもには伝えました。
普段なんとなく潜んでいる言葉でも、古くからの日本語って裏側を知るとなんだか風情がありますよね。
写真は、子どもが昨日初めて書いた信号機。
青は進んでも良し、赤は止まれ、黄色はそろそろ止まってくださいの合図やねと話すと、
「パパは黄色で止まってないからダメやん!」と仕返しされました。
止まってるんやけどな、だいたいは。。。気をつけましょう、皆様も。
Comments